猫と針

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今日はキャラメルボックスの舞台「猫と針」を見てきました。
恩田さんが脚本を担当ってことでキャラメル初観劇です。
「人はその場にいない人の話をする」ってコピーだけでワクワクしません?
えーと、一応ネタバレなしで。
とはいえ恩田さんの小説を読んだことがある人なら
完璧な結末がないこともおわかりかと思うのでバレるも何も・・・なんですが(^^;
舞台は同級生の葬式帰りに集まった男女。
久しぶりの再会、そしてその場にいない友達のうわさ話が始まる。
そして誰かが席を外すたびに話題のその友達になり、やがて・・・・

恩田さんの小説に出てくる人物はわりと淡泊な口調の人が多いイメージ。
それに動作がつくって・・・と思ったんだけど意外にすんなり入ってきました。
しかもその動作がすごいうけるw
小ネタが要所要所にあって笑った。
最初の香典の宛名書きもだけどおにぎりの具とかいろいろw
舞台装置はいたってシンプル。
幕開けは写真撮影に使うような白い布が中央後ろにかかり、天井から床までを覆っている。
その床に椅子が五脚並べてあって、白い花が飾られている。
チェリストさんの生演奏でバッハの無伴奏チェロ組曲が静かに流れ暗転。
そこに役者さんたちが入ってきてお芝居の始まり。
暗転やBGMで何曲か演奏が入りました。
是非とも文庫化してほしいと思うけど、こういうのって作品自体を
劇団に売ったんだからそれはないよねぇ。
かわりに舞台のDVDが来年出るらしいので、そっちに期待かな。
↓少しネタバレっているのでご注意。

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