ネクロポリス

「ネクロポリス」（恩田陸）
やっと図書館から順番がまわってきました。
以下、ネタバレなしで。
まず装丁が美しい！！
恩田さんの本はこういうところも魅力の一つだなぁといつも思います。
そしてあっという間にひきこまれちゃいました。
そう、アナザー・ヒルに。
イギリスと日本の文化がいり混ざった国V.ファー。
聖地アナザー・ヒルでは「ヒガン」と呼ばれる期間に故人たちが
実体となってよみがえってくるという。
しかし今年の「ヒガン」は最初から事件がおこり、
初めてこの地を訪れたたジュンを巻き込んでゆく。
上下２冊でかなり長いのですけど、とても途中でやめられず
イッキに読んでしまいました。
何かに駆り立てられるように頁をめくってました(^^;
ラインマンは指輪のレゴラスのような容姿に違いないわ！！とか妄想。
オチは相変わらず恩田さんらしいオチの付け方です。
ただ、常野物語同様、これからもアナザー・ヒルが舞台の作品が
出てくるんじゃないかと密かに期待。