オーストラリアバレエ「白鳥の湖」

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■オーストラリアバレエ「白鳥の湖」
7/14(土)ソワレ
オデット:カースティ・マーティン
ジークフリード:ダミアン・ウェルチ
ロットバルト男爵夫人:オリヴィア・ベル
幕開きから結婚相手(ジークフリード)の浮気現場発見!のオデット。
一幕の結婚式からジゼルのようにオデット錯乱。
(そりゃ結婚式で新郎が浮気相手といちゃいちゃしちゃったらね)
二幕はサナトリウムにいるオデット。
いわゆる白の場面はオデットの夢?妄想?みたいなカタチです。
ボレロに出てくるような円形の台が傾斜をつけた形で舞台中央に。
そこに白鳥たちがいたのがきれいでした。
4羽はプティパの振りを残しつつも改訂がなされてて面白い。
2羽もおおむねそんな感じ。
難しそうなまわり物してました。
3幕は浮気相手・男爵夫人(オディール)のパーティー現場にいる
ジークフリートの元にオデット登場。
通常、ファンファーレと共に現れるのはオディールですが
ここでは逆にオデットが登場。
簡単に浮気相手に見切りをつけ、オデットに心を戻すジークフリート。
4幕ではもう元の世界には戻れないといった風に
全員が黒チュチュ。
浮気相手なのにジークフリートに未練がある男爵夫人がすがるも
オデットを求めるジークフリート。
しかし時は既に遅し・・・みたいな感じで終幕。
最後、黒い布がしゅーーっと台に吸い込まれていくのが
なんだかとっても怖かった。
見ていて思ったのはあれ?フィギュアっぽいって振りが
随所にあって、家に帰ってきて人様の感想とか見たら
フィギュアの振り付けもしてたらしいです。
やっぱり!
(後で聞いたらT&Bを振り付けた方だそうです!)
一幕からずっと男性二人で踊る子たちがいて
あれは??と思ったらゲイカップルだそうです!!
素敵w
男爵夫人の3幕でのVaはルスカヤの曲。
演奏もネッチリって感じですっごい良かったです。
バレエを見に行くとたいてい、オケにたいして何か思うとしたら
不満が多いのですが、今日の演奏は良かったと思います。
抑揚の付き方とか粘り方とか、なおかつダイナミックで。
指揮者が女性の方でした。
外国の方だったので連れてきたのかな?
眠りは日程的にも無理だったので諦めましたが
また来日することがあったら見に行きたいなぁ。

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