最近、文庫コーナーで平積みされている星新一の「ブランコのむこうで」を買いました。
星さんの作品はずーっと好きで、初めてファンレターを出した作家さんでもあります。
亡くなられたときは、もう新作が読めないんだと思うと切なかったですね。
遠藤周作が亡くなったときは葬儀に参加しようと思ったほどでしたが
一人、家で黙祷してました(^_^;)
かなり前に書かれた作品らしいのですが、読んだのは初めてでした。
内容はいつものショートショートではなく長編なんですが、
文体とか発想が星さんだなって感じ。
メルヘンすぎず、ちょうどいい暖かさのある作品で
すっきり読めました。
眉村卓さんが解説を書かれているのですが
そちらもなかなか面白くてお勧めです。
私のファンレターに失礼はなかったかしら・・・と
今更心配しちゃいました（笑）
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