唐招提寺展

稽古の後、上野行ってきました。
地下鉄だったので、坂をえっちらおっちら登ったわけですが、
ミュシャ展の宣伝がすごかったです。
これも絶対に行くぞー♪
(多分、ダーが行きたがるので一緒に)
大荷物だったので、すぐにロッカーに押し込んだんですが
お財布も入れてしまって、展示の土産を買えなかった。クスン。
なんか鑑真茶とかいろいろありました。
良く見たら、展示ブースの方にもロッカーがありました。
外のは混んでるので、行かれる方は中のロッカーがお勧めです。

最初は盧舎那仏坐像を中心に金堂を再現したブース、
修復プロジェクトの紹介ブース(瓦や模型など)、
CGを使っての唐招提寺バーチャル体験。
とても大きなスクリーンで見れるので、本当に内部を見ているような気分に!
でもって最後が東山魁夷の障壁画のブース。
いきなり『濤声』があるわけなんですが、素晴らしすぎてしばし呆然。
感動でフルフルしているところに聞こえた声。

「・・・っていうか、コピーでしょ?これ。
こんなに色鮮やかなわけないじゃんねぇ」

・・・ってコラコラ。
コピーをわざわざ襖にはるんかい!手間かかるな、オイ・・・。

本物ですから~~~!!残念!!!!!!!!!!

別に建立時からあるわけじゃないからね、この障壁画。
東山さんは、わりと最近まで生きてた人デスヨ。
かなり大きな声でお話なさってて、聞いてて恥ずかしかった・・・。

とまぁ、大打撃はあったんですが、本当に素晴らしかったです。
私の少ないボキャブラリーでは言い表すことができません。
機会があったら是非、たくさんの人に見て欲しいです。
「描くことは祈ること」と平和を願っていた東山さんの想いが伝わると思います。
今回はほぼ一直線に並べての展示だったのですが、
御影堂のように和室でぐるっと囲まれたらトリップすること間違いなし。
一人、中央に座って絵から出る波音を聞いてみたいなぁ。
そして、この障壁画のある御影堂にある鑑真和上坐像が良かった。
肖像彫刻らしいのですが、本人の穏やかで崇高なお人柄がにじみ出てました。
見ていて、心が穏やかになります。
説明にも

像には礼拝者の心を浄化する力があり、そこに肖像彫刻の名作としての所以があるようです。

とありますが、納得です。
不思議。

お財布ごと、外のロッカーにいれてしまったので中のショップで
お買い物できませんでした。くすん。
かわりに別館のミュージアムショップを物色。
外国の肩が喜びそうな和物グッズがあったり、近所の本屋さんにはないような
美術本があったりで、ここだけでも十分楽しい。
ダーにはお土産に鳥獣戯画のしおりを買いました(笑)
鳥獣戯画のうさぎのストラップとか可愛かったけどまた今度。
P1000077

で、レジに行くまで気づかなかったんだけど、
そこにあったものに目が釘付け!!!!!!!!

埴輪のぬいぐるみ!

ご丁寧に前方後円墳が台座なのーーー(≧∇≦*)
おかしすぎて笑いが止まらず、
レジのお姉さんに許可を取って
携帯でパシャリ。
埴輪がバッグ持ってるし!
一応、(大)(小)とか書いてあるけど、
大きさ変わらないよ(爆)
なんかもうサイコー!!!
上野にお出かけの際は、是非とも国立博物館のミュージアムシュップにも足を伸ばして下さいませ。

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