美術展2つ

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■クレー展(川村記念美術館)
■「イギリスの美しい本」展(千葉市立美術館)
イッキに掛け持ちで行ってきました。
クレー展の川村記念美術館はお庭も広く、とても気持ちいいトコでお気に入りです。
今日は散策するには暑かったけど、お弁当持ってきてる親子もいました。
どちらかというとマイナーな作品が多かったのですけど、
それはそれであまり目にしたことのない作品を見れて良かったかな。
お気に入りは「直角になりたい茶色い三角」とかいう題の絵。
絵もその題のままで、周りは四角いのに、真ん中当たりに鉛筆のような
先が茶色で三角が描かれた絵で、タイトル見て「だから?」って終わっても良い。
でも、永遠に成り得ない物に憧れて葛藤してる様にも見えるし、それが滑稽と映る人だっている。
努力してる様が美しいと思う人もいるかもしれない。
その時に気分によって見え方が変わるから抽象画って面白いと思う。
父親の知り合いに○ばっかり描く画家がいて、よく行動展を見に行ったんだけど(チケットくれるから)
若かったからか、あれこれ考えすぎていつも気分が悪くなった思い出しかない(^^;
でも、今ならスルーしようと思えばできるし、自分なりに解釈してもいい。
ちょっと鑑賞の仕方が柔軟になってきたなぁと思うこの頃。
本のほうは、装丁マニア・フォントマニアにはたまらない作品がたくさんありました。
あの装飾文字にうっとり。挿絵にうっとり。
ロセッティの挿絵があるシェイクスピアとかすごい。
あとはウィリアム・モリスが手がけたものなどなど。
現代の装丁も凝ってました。
久しぶりにカタログ買っちゃった。

コメント

  1. 川村記念美術館 パウル・クレー展

    千葉の佐倉にある川村記念美術館に行ってきた。成田空港に用事がある人間がいたので便乗して成田までは車だ。

    ワールドカップがドイツで開催されたため、今年は日本におけるドイツ年だ。そのため日本で人気があるパウル・クレーの展覧会が結構開

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