ドガ展

横浜美術館で開催されているドガ展に行ってきました。
■ドガ展
http://www.degas2010.com/
 

ドガ展

横浜美術館というと、開館記念?のゴッホ展でもみくちゃになり
死ぬかと思ったことと、ドガはオルセーでも何度か見てるし
あまり気が進まなかったのですが、次いつ見られるかわからないしと思ったら
行っておくべき?と思ったので行ってきました。
幸い相方も興味があったらしく、車でバビュンと。
ラッキー祭日だったのでもっと混雑していると思いきや、
意外にそうでもなくて少し肩すかし。
いつもは音声ガイドを借りないのですが、
BGMにジゼルとかが流れると聞いて久しぶりに借りてみました。
声は00のマリア役の恒松あゆみさんと安井邦彦さん。
・・・こういう音声ガイドに石田さんがきたら
展示内容がアレでも集客がすごくなるだろうなとか不謹慎な想像をw

3部構成的になっていて、最初は競馬の絵とか肖像画中心、
次が踊り子の有名なブロンズ像を初めとしたバレエ絵画(エトワールもここ)
最後に裸婦や小さなブロンズ像各種。

噂ではブロンズ像の前でアラベスクする人がいるとか聞いてたけど、
今日はいなかったです。よかった(笑)
ちなみにパンシェしてる像もありました。

アングルさんに影響をうけたとのことですが、
そのアングルの作品をまねた写真を撮ってみたりもしてて
なかなかのお茶目さんだったようです。

それとすごいありえない姿勢の裸婦画ですが、
絵の元になった写真よりもさらに大げさな体のねじれ。
音声ガイドによると、みたままを描くのではなく
現実と想像(妄想?)の狭間から本質を描きたい・・・
そんなような内容のことを話していたそうです。
クレーのことといい、お芸術家様はみんなそうなんだね。
まぁ、確かに実査一より大げさに描くことで迫力というか
インパクトは強まるし、メッセージも伝わりやすくなるもんね。
わざと歪ませて描く場合もあるし。

バレエの風景はいちいち、人のポーズがあー、あるある!って感じで苦笑。
レオタード姿だったらもっと実感わくんだろうなぁ。
年表確認していないのでわからないけど、
やはりこのころはまだセルジュ・リファール登場前で、
レオタードがなかったからあんなチュチュが練習着なんだったよね。
汗かいたら大変だろうなぁとか思ってしまうよ(^^;
でも一度やってみたい気もする。
パリオペのDVDの最後で真似してリンバリングしてる映像があるけど
絵の中から飛び出してきたようで萌えます。

ドガが今の時代でレッスン見たらどんな絵を描くのかな。
昔と比べてバレリーナのスタイルは良くなっているし
(良い・・・というか全員スキニーになってるし)
テクニックも格段に変わり、レッスンはレオタードだし。
さぞかしビックリすることでしょう。

ところで。
見に来てた方が入り口の警備みたいな人に
「オルセー美術館ってどこにあるんですか?」と聞いてたんだけど
「・・・ロンドン?」ってやりとりを・・・・((((;゚;Д;゚;))))
おーい・・・・・・www

オルセー、来年の3月に改装が終わるし新しくなったら行きたいなぁ。

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