モネ展とパルマ展

二週続けて、稽古帰りに行った美術展。
まずモネ展。
特別すごく好きな画家ってわけではないんだけど、
一編にたくさんの作品が集まるってんで行ってきました。
噂には聞いてたけど平日なのにすごい人!
みんなどっからきてるのー?ってくらい。
日本人てモネ大好きだよね。ゴッホもだけど。
っつーか私も含めてたいして好きじゃないけど、
とりあえず行くって人がほとんどなんだろうなぁ(^^;
オルセーでも思ったけど、まず「かささぎ」ってこんな大きかったっけ・・・と。
「かささぎ」はうちの相方が特に好きな作品で、存在を知ったのも
確か相方からだった気がする。
部屋のカレンダーの何月かが「かささぎ」だったの。
真っ白な雪がいろんな色で描かれていて、本当にきれい。
白はやっぱり白であって白じゃないって感じ。
それぞれのエリアに有名な作品があって見応えはあると思う。
意外だったのが所蔵が日本の美術館のものが多かったってこと。
チェックしてたユニマット美術館蔵のものをいくつかあって
モネ展が終わったらユニマットに行こうと思ったよ。
ただ、例の事件で賠償金のために絵とか売り払ったらどうしよう(-_-;
モネではないんだけど影響を受けた作品ってのもエリア毎にあって
そっちはガラガラだった・・・(^^;
でもその分、そういう作品はゆっくり見れました。
「ルーアン大聖堂」の連作は私も大好きなんだけど、
リキテンスタインの「ルーアン大聖堂」とか良かったよ!すごい!!
あとダン・フレイヴィンの蛍光灯のやつ。
先日、直島で見たブルース・ナウマン 「100生きて死ね」を思い出した。
あとですね、先に行った知り合いが
「とにかく寒いよ」ってストール貸してくれたんですが
マヂで寒かった!!!!!!!!!
なんかね、鑑賞するのにちょうどいい位置に通風口みたいなやつがあって
冷風が出てくるのよ・・・。
黒川め!寒すぎだってーの。

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でパルマ展。
こちらは同じ曜日の同じ時間だったのにすいてたー。
最高!
お目当てはコレッジオとパルミジャニーノだったんだけど
どっちも大満足、眼福、美しい。
「階段の聖母」とかね、ほんと涙出そうになりました。
こういうの見たら慈悲にすがりたくなると思う、うん。
あとはスケドーニの「キリストの墓の前のマリアたち」。
色遣いというか、画法がなんだかとても新鮮でした。
いかにもな宗教画っぽくないし、ハッキリした彩色なんだけど
シンプルな塗り方っていうか。
印象が強烈でした。
カタログ買おうかなーって思ったんだけどお財布に1000円しかなくて(えー)
絵はがきだけかってきました。情けない!
ちょっと疲れてたけど、企画展のチケットで常設エリアで展示していた
「祈りの中世‐ロマネスク美術写真展」を見たくて頑張りました。
常設はほとんどすっとばしで・・・(^^;
ル・トロネ修道院、良かったです。
現代建築っぽいし、写真も白黒で素晴らしかった。
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