谷バレエ団「白鳥の湖」

今日は谷桃子バレエ団の「白鳥の湖」全幕を見てきました。
知り合いが出てると思うと楽しみに度合いも倍増。
新国立の中劇場なのでこじんまりした感じですが
コール・ドは全体的にどこでもまとまっててよかったです。
先日のレニングラードよりもずっといい。
幕開けのワルツであきらかに一瞬ずれたこと以外を除いて(^^;
振り付けはちょこちょこ難しいなあという感想。
2幕のコーダとか4羽と2羽(とりあえず3,3になってましたが)が
アラベスク、ソッテで進んでくとことか、ダブル回った後ポアソンが入ってたりしてました。
4羽にすごいXの人がいて足ばかり見てしまったよ。
うらやましい。
3幕、通常?ならオディールと王子のパ・ド・ドゥ序盤で
一瞬オデットが見えるのを必死で隠そうとするロットバルト親子のシーンがあるけれど
今回はそういうのがなく、愛を誓って嘲り笑いながら走り去る二人の直後に
やっとオデットの幻影が見える演出でした。
そしてそれがすごいよかった!
マイムで
「これで私の呪いはとけなくなった」って。
もうその瞬間、だーって涙が出てしまって。
前にも谷の白鳥は見たことあるんだけどずっとこうだったっけ(*_*)?
最後はオデット身投げ、王子が後追ってロットバルトやっつけるVer.でした。
1,2幕のつなぎや3,4幕のつなぎに通常は使わない音楽を使用してました。
多分、初めて聞いたと思うけど多分チャイコなのでしょう。
そしてやっぱり指揮者が福田さん、すばらしい。
3幕王子のVaの最後、アラセゴンでいったんとまってからジャン!とポーズだったんだけど
音楽とぴったり!!!!
音とまったときの間合いとか息ぴったりでした。
レニングラードのずれずれが嘘のよう(^^;
王子の今井さん、お顔が小さくてとてもよかったです。
甲が伸びててきれい。
太ももは多少はってる感じでしたけど雰囲気よかったです。
あとスペインの宮城さんも素敵でした。
中劇場は段差があるので見やすかったけドもう少し前列との間があるといいなぁ。
オケ、今日のオーボエさんは好みの演奏だった。

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