土曜日は灰色の馬

「土曜日は灰色の馬」 恩田陸

最近、恩田さんはご無沙汰だった気がする。
連載は多いけど出版されたのが少なかったような?
かわりに文庫版の発売は多かったかな。

で、これはエッセイでした。
恩田さんが好きな本や映画だったり漫画だったり色々。
自分は大人になってからの方が漫画を読む機会が増えたクチだし
バレエ漫画はほぼバレエ始めてから読んだ。
なので、「アラベスク」でノンナが清掃員の振りしてオリガ先生のところに
お世話になっているとき、代役で出演してポアントでパンシェしたシーンで
「あんなことができるのは・・・・!」で

次号に続く

だった時の恩田先生の気持ちを思うと同情すると共に
まとめて読んだ自分、勝ち組・・・(笑)と思ってしまった(^^;
確かにあそこで「次号へ!」となったら一ヶ月悶絶だよなぁ。

萩尾望都とブラッドベリのイメージが重なるというのにも納得。
「去年マリエンバートで」は以前、恩田さんが話してたのを聞いて
オクかなんかでビデオ手に入れて見ました。
モノクロで美しい庭があって・・・
『夏の名残りの薔薇』のオマージュ元じゃなかったら見なかったなぁ。
好きな作家さんが勧めてる本や映画って、無性に読んだり見たりしてみたくなります。

 

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