初山滋展

ずっと行こうと思ってた「初山 滋  線と色彩の詩人 大回顧展」を見に練馬のちひろ美術館へ。
小川未明の本とか、ひょっとしたら光村の教科書は初山さんだったかなぁくらいの記憶だったけど
あらためて見た、初山さんの作品はどれも素晴らしかったです。
色が溢れてくる感じ。
自由で大胆で、作品のエネルギーがすごかったです。
ご本人の私的なものコレクションなんかを見ると
お茶目な人だったのかなぁという感じがかいま見えたり。
作風もマチマチ。
引き出しがたくさんある方だったんでしょうね。
最終日に駆けこみだったけど行って本当に良かった!
正直、寒いし遠いし行きたいとは思いつつ面倒な部分もありました(^^;
ちひろさんの方は構図とかをテーマにした展示。
彼女もまた物の大きさといった常識にとらわれない自由な構図。
凡人には真似できません・・・。
才能がある人って本能でわかるのかな?すごいです。
いつもこういう時思い出すのはハチクロで竹本君がはぐちゃんに思う気持ちのとこ。
一体、彼女にはどういう風に見えているんだろうか・・・・と。
追いつきたくても追いつけない天才への憧れ。
すごい共感しました。
別に私は何かになりたくて努力とかはしていないけれど、
絵でも音楽でも、世に訴える作品を作り上げる人ってどんな風に
世界を見て感じているのかと思っちゃう。
そんな中、習作とかできあがるまでの課程で何度もやり直したりしているのを見ると
あぁ、こういう人たちも一発でできるわけではないんだなーなんて安心してしまったりします(笑)
せっかくなのでシフォンケーキと有機栽培とかのコーヒーを頂いて帰りました。
2月は冬季休業なのでまた春がきたら行きたいなぁ。

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