レニングラード「白鳥の湖」

今日は友達からご招待席券を頂いたので国際フォーラムへ
レニングラード国立バレエの「白鳥の湖｣見てきました。
フォーラムＡってかなり広いけどバレエ大丈夫なのかなと思いましたが
案の定、結構空席がちらほら・・・(^^;
オデット・オディール：イリーナ・コシェレワ
ジークフリード：ニコライ・コリパエフ
ロットバルト：ウラジミール・ツァル
以下、続きから。
ちょいと辛口多め。

通常４幕のところ、３幕構成。
１，２幕を１幕としてました。
私、白鳥の季節はわりと春っぽい感じの設定で
お庭の木々が紅葉（というより黄葉）な感じでした。
なので、みなさんのお衣装もベルベット系。
パ・ド・トロワも黒いベルベットに女性のスカートは赤と黒を
重ねたものでとっても新鮮。
男性の踊りが・・・アラベゴンぽかったりなんだり色々と残念。
最初のワルツや杯の踊りでもいまいち手の高さやタイミングが
揃っていないところもあって、うーん・・・
音楽のテンポはちょい遅め。
最後、リーズのようにリボンを円形に広げるやつがでてきたり、
スツールを使って上ったりおりたりしてました。
スツールに上り下り、結構、何回もあったんだけど
ポアントでスカート長いし怖くないのかなぁ。
昨日のジゼルはよかったと聞いてたので後半に期待。
いわゆる通常、２幕のオデットとの出会いのシーン。
こちらはうってかわってテンポが早め。
そうそう、ロットバルトさんの跳躍が高い！
というか女性なんかもジュテが高い人がたくさんいました。
ここの振り付けは私たちがやったものとほぼ一緒。
違うのはテンポｗ
あれでよく踊れるなぁと思うけど、やっぱちょっと途中で
バラバラ感というか、せわしない印象がちょっとありました。
？と思ったのはポーズしたときに膝くっついてない。
レニングラードのスタイルなのかな？？
でもくっついてる人もいたし。
うーん？？
伸ばしてるならわかるんだけど明らかに曲げてるのでちょっと不思議。
アダージオでリフトしたときに開脚した後
４番におりてピルエットするとき、
女性の重心がずいぶん後ろで、いちいち前に戻してたのも気になった部分。
ああいうやり方なのか、男性のサポートがイマイチなのか・・・。
コーダでオデットがアラベスクフェッテするとこだけが
異常にゆっくりなテンポなのもちょいと気になったり。
当たり前だけどみんな足がきれいで顔も小さくてすばらしい。
こういう人たちがバレエをやるんだよなぁと
また思ってしまったよ( ﾉД`)
そして２幕(通常の３幕）
舞台装置すごかったよ。
ステンドグラスの窓だよー。
あとお衣装よかった！！特に姫ｓ。
デビュタントっぽく白い長手袋（でも手首まで）に
ウエストラインからつながるように布がついてて上品。
チャルが黒ベースでハンガリーが赤。
ナポリは茶系だったかな。
ハンガリーは靴に何か仕込んであるのか踵打つと
タンバリンみたいな音がして可愛い。
そして男性人が全員口ひげなのもハンガリーっぽくてよかったなぁ。
ルスカヤはなし。
王子に誓わせてお城をさる場面は結構あっさり。
高笑いとかしなかったよｗ
フェッテの角度が９０度以上ですごかった。
とりあえず、少し早めにポーズになりそうだったら
あわせてあげようよ＞オケ(^^;
何のための生演奏？と楽器を演奏しない私的にはそう思っちゃうんだけど。
４幕は黒いひな？出るバージョン。
最後は王子、オデット、ロットバルト全員死亡パターンｗ
やっつけた後も、天上に行くシーンとかもなかったです。
湖ドボンしたらもう出てこなかった(T_T)
そうそう、ロットバルトの呪いが破れるときに
彼のお城っぽいのもずごごご・・・って湖に沈んでた！
最初、遠めに見えてるジークフリードん家だと思ってたら
どうやらロットバルトん家だったｗ
カーテンコールでもロットバルトさんがすばらしいジュテを見せてくれて
会場が沸きました(^^)
次のバレエ鑑賞は再来週、谷の白鳥です♪